あなたにとって「自分の人生に影響を与えた10曲」は?
ひさびさの、はてダでの日記。tDiaryさんがいつのまにかトラックバックのサポートを打ち切ってたっぽいので、仕方なくはてダに。
先日どこかのTV番組で槇原×美輪がそんなテーマで対談してるのを見て、自分の場合はなんだろうなあなんて思ったりして。それ以来ずーっと何が自分の10曲なんだろうか、と考えていたのですが、うんうんとずっと悩んでても仕方がないので、ここで一発書きだしてみることに。どうせこんなの、思い出した時期によって変動するしね。今考えると、という前提でやってみようという話。
Twitterでハッシュタグ付けて流そうと思わなかったのは、曲名とアーティスト名書いたらクソ長くなるし、140文字なんて短い文章しか書けないフィールドで語り尽くせる程度の内容じゃないでしょ的なノリ。日本語ハッシュタグは好きじゃないのもあるけど。まあ、ブログに書きましょうじゃん。
補足
ルールは特になし。一応の補足↓
- 「どう影響を受けたか」の定義は定めない。
- (修正)
「○○の切っ掛けになった曲」が多くなってしまいそうなので、まあそればっかりになってしまわないほうが面白いかもくらいのノリで。別に全部それでもいいですけどね、影響を受けたならしょうがない。よく考えたら「影響を受けた」≒「きっかけになった」なので、全部それでもいいじゃんね。なので取り下げますこれ! - 各曲エピソードは必ず書きましょう、そのほうが面白いから。
- 発表・未発表を問わず、自作曲可。うちが観た番組内では槇原・美輪の両者とも自身の「ヨイトマケの歌」を挙げていたし。
- (追加) 元のNHKのTV番組(http://www.nhk.or.jp/portrait/)では「人生で大切な10曲は何ですか」でしたが、それだと単に好きな曲挙げるだけで面白くないので「影響を受けた」で。
書けたらこの日記の記事にでもトラックバック飛ばしてくださいなー。まとまって読めたら面白いですしね。
トラバの際のご注意
↓にあるURLにトラバすればトラックバックが送信できますが、どうもそれだけではダメで、トラバ送信元の記事中にこの記事へのリンクが含まれている必要があるそうです。
ちとご不便をおかけしますが、「http://d.hatena.ne.jp/zephyrcradle/20110815/1313420384」へのリンクを貼ってもらって、それからトラックバックを飛ばすようにお願いします。わー、はてダくそ面倒臭いな! 次はBloggerにでもしますサーセン!
「Pure Nightnoise」Nightnoise
- アーティスト: Nightnoise
- 出版社/メーカー: RCA
- 発売日: 2007/01/11
- メディア: CD
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ティンホイッスルとは書いたものの、ピアノやギターをメインにした奥行きのある神秘的な曲が多いのが、このNightnoise。これまで紹介してきたケルトは概ねフィドルによる激しくも楽しげなリールが多かったですが、Nightnoiseはそれとは真逆の空気感を出しています。土臭さはあるのですが、それはこれまでの人の行き交う街中というよりももっと広大な草原や奥深い森のような……そんな空気です。よりゲーム音楽に近いと言えば、そうとも言えるかもしれません。
特にこの「Pure Nightnoise」は深い森のイメージの近い一枚という印象。個人的に好きなのは10曲目「Wiggy Wiggy」なんですが、暗い森の中を滴る水のような、そんな雰囲気を感じさせる曲です。是非ともこの雰囲気は味わって欲しいです。
「Riverdance」Bill Whelan
- アーティスト: ビル・ウィーラン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2003/09/21
- メディア: CD
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ケルト・アイリッシュを語る上で絶対的に外せない曲、それがこのRiverdance。当方も去年コンサートを見に行きました。
アイリッシュの歴史を過去から今に向かって川の流れのように表現した舞台芸術、とでも言えば良いんでしょうかね。これは曲といえば曲なんですが、1つのコンサート全体で1つの曲をなしてます。なのでどちらかといえばCDではなく、是非ともDVDで楽しんでいただきたいです。アイリッシュタップダンスなんかは、それこそCDじゃとっても伝わりづらいですので。大人数でマスゲームよろしくタップダンスしながら壮大なアイリッシュの世界を描いていく様は、まさに必見としか言いようがない。
演奏会自体は2〜3時間程度のコンサートだけれど、そこに詰め込まれた世界は、ケルトを知る上で大事なこころだとか文化だとかをしっかりと伝えてくれると思います。是非とも一度、このRiverdanceに触れてみて欲しいです。出来れば、生で。
※残念ながらもう日本公演はないという発表がされていますが……。
「Celtic Roots」John Whelan
- アーティスト: John Whelan
- 出版社/メーカー: Narada
- 発売日: 2002/02/12
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 8回
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リズム楽器を取り除いた、小編成の一枚です。フィドル、バグパイプ、ギター、ベースのみというのがメインでシンプルです。曲もダンス向きのリールが多いのでBGMに向いているといえば良いのですが、それが逆に聞き飽きやすいといえば飽きやすいです。ただ曲調は王道も王道のスコティッシュ〜アイリッシュなので、単純に楽器の音やバグパイプ、フィドルを用いたダンス曲を純粋に楽しみたい! という人にはお勧めしたい一枚です。
そうは言っても、当方はやっぱりすぐに聞き飽きてしまったクチなのですが……!
「Eileen Ivers & Immigrant Soul」Eileen Ivers
- アーティスト: Eileen Ivers & Immigrant Soul
- 出版社/メーカー: Koch Records
- 発売日: 2003/02/25
- メディア: CD
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神秘的とかそういうのとはまた全く逆を行くノリです。むしろどちらかというと、友達同士で楽しみながら演奏してるんだってのがこれでもかというほどに伝わってくる感じです。本当に楽しそうに演奏してるのが伝わってくるので、聞いてるこちらまでテンションが上がる。それがEileen Iversの曲の売りですが、全面的に表れてる一枚です。
またこのアルバムはビッグバンド調というか、黒人のおじさんが声高らかに歌い上げる曲も多数入っています。ドラムやコンガのリズムも激しいので、まさに気分を高揚させるにはもってこいです。ただ聞きすぎるとすぐ飽きてしまう感じはありますので、無限ループはちょっと不向きかもしれません。(笑
「25 Years of Celtic Music」Various
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Green Linnet
- 発売日: 2001/02/20
- メディア: CD
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ケルトの濃いも薄いもぎゅっと詰まったオムニバスアルバム。あまぞんを見るとコンピレーションと書いてあるから、そちらのほうが表現的には正しいかも。2枚組で30曲以上が収録されてます。
フィドルあり、ティンホイッスルあり、バグパイプあり、アコーディオンあり、タップダンスありの、ケルトを初めて聴こうという人には特にオススメなアルバムです。こういうオムニバスって特に、一枚の中で空気感が統一されていなかったり、そもそもあたりはずれの差が大きかったりとさまざまなのではありますが、このアルバムはそれをほとんど意識させることがないくらいに精錬された曲集です。あたり曲ばかり。そうでない曲もハズレというわけではなく、単純に嗜好が違うというくらいなもので、曲の質はどれもこれも高いです。全曲を軽くシャッフル再生していると、まさにケルトな場所に居るかのような気持ちに浸れます。
お気に入りは挙げればきりがないですが、ちょっとアンビエントな雰囲気でかつ男声ボーカルとアコーディオンがとてもよい味を出している「The Houghs of Cromdale」や、一曲目にふさわしいフィドルのリールが素敵な「Rocky Reels」あたりでしょうか。他にもたくさんあるので、是非とも聞いていただきたいアルバムです。
※追記:CD名間違ってたので直しました。
「WIRED」Michael McGoldrick
- アーティスト: Michael Mcgoldrick
- 出版社/メーカー: Compass Records
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: CD
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カテゴリにジャンル入れてるのは、基本的に超個人的な印象ではあるのですが、珍しくアンビエント系としました。楽器で見ればインドのタブラとか使ってるあたりがそんな印象を醸してくれてます。あと、ちょっと聴いてると眠くなるような曲も多いためです。別に飽きるとかいう意味ではなく、まったりとした曲が多いという意味ですね。まあ、そうは言っても基本はケルトなので、やっぱりリール系の曲も入ってたりするんですけどね。こちらの一枚は、ティンホイッスルがメインです。
深い森の中を彷徨うような雰囲気というか、なんとなく漂うような雰囲気の多い一枚です。必ずしも万人にはお勧めできないかな? という意味で敢えて星3つの評価。客観的な質で言えばそこまで低くはないです。
好きな曲は最後から二番目の「The Jolly Tinker」。テンポ早めで、ちょっと歪ませた鍵盤とアコギ、パーカッションががっちりと決めてくれます。最後はホイッスルからサックスのメロディに移るという、ちょっとずるい曲です。